Google Chrome または Safari を使用される事を強くお薦めしますw
他のブラウザでは Javascript の処理が重いです(汗)


2015/04/29

日本国憲法は無効なのか

日本国憲法は無効だ!とおっしゃる方々に、無効じゃないよ?と言うともっと勉強しろ!と怒られましたwwww


ではどちらが不勉強なのか見てみましょう。


日本国憲法には最初に「上諭」というものがあります。

上諭とは大日本国憲法において法律・勅令・条約・予算などを公布するときにその冒頭に記され天皇の裁可を示す文章です。

ん?GHQに無理やり押し付けられた憲法なのに大日本国憲法に則った文章が付されている?


ともかくその内容を見てみましょう。



朕は、日本国民の総意に基いて、新日本建設の礎が、定まるに至ったことを、深くよろこび、枢密顧問の諮詢及び帝国憲法第73条による帝国議会の議決を経た帝国憲法の改正を裁可し、ここにこれを公布せしめる。

この後に御名御璽(天皇陛下の署名と捺印)があります。


いかがでしょうか。

定められた手続きに則って大日本国帝国憲法を改正したのが現日本国憲法である、と読めます。

そうとしか読めません。

あくまで民主的に改正されたのであって、決して大日本国憲法は破棄されたわけではありません。

しかも陛下は「深くよろこ」んでいらっしゃる。


もし旧憲法が破棄されて新憲法が制定されたのなら、それは革命が起きたということであり、日本の国体は破壊され、新たな国が建国されたということになります。
古市ナントカが言うように日本国の歴史は70年ということになります。


そんなわけありませんw



憲法を変えろと命令したのは確かにGHQですが、我々は旧憲法は破棄していません。

先人達はむしろ日本の国体を守るために必死で改正案を作ったのです。

だから第一条は天皇なのです。

そこに書かれている天皇の役割・位置付けは大日本国憲法のそれとほとんど何も変わっていません。


もちろん第9条のようにこのままではいけない部分があるのは確かです。改正はすべきです。


ですが、日本国憲法は有効であり、破棄すべきものでは決してありません。