Google Chrome または Safari を使用される事を強くお薦めしますw
他のブラウザでは Javascript の処理が重いです(汗)


2024/02/01

アルフォスを作りたい2

フォントデータを作ってタイトル画面を再現してみた。


フォントは画像ではなく、指定した位置にピクセルがあるかどうかを1または0で表したデータを作って、それをプレーン毎に描画している。

一番上のタイトル「ALPHOS」、4行目の「NAMCO」、一番下の「ENIX」は文字が大きいが、これは小さい方のフォントを横方向に2倍に引き伸ばしている、いわゆる倍角である。

左がデータをそのまま表示したもの、右が左のデータを横に2倍にして表示したもの

こんな風にしてデータ量を抑える工夫をしていたのだな、という発見であった。

そして文字への色付けであるが、これは2プレーンを使ってタイルで表示している。


NAMCO の N の部分はこうなっている。黄色の部分はプレーン1に描いたもの、赤の部分はプレーン2に描いたものである。

パレットによる重ね合わせをするため使える色が黒、青、赤、黄色、白しかない状態なので、こうやってタイル(市松模様)にして他の色を表現しているのだ。

1文字に付き0と1の羅列のデータだけ持っておいて、大きさや色は表示するときに工夫する。昔のパソコンでは当たり前の技術だったのだと思うけれど、こうやって調べてみると味わい深いものがある。

なんでピクセルが縦長なのか、と思うかもしれないが、昔の8bitパソコンの多くは横の解像度(一般的に640ピクセル)に対して縦の解像度は低かった(一般的に200ピクセル)のである。
そのためピクセルが縦長になっている。
なのでブラウザ上で再現する際も縦は200pxとし、transform:scale(1,2)として縦に2倍に伸ばしている(厳密には2倍きっちりではなくて小数点以下の値が付くのだが、整数倍にした方がきれいに見えるのでそうしている)。

余談だがなんでナムコの商標が表示されているかというと、ゼビウスとは違ったゲームであるとは言え、「なにマネしとるんじゃ、ごるぁ」と言われないために一応許可を取ったということらしい。
アルフォスの開発にも販売にもナムコは一切関与していない。



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