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2012/01/17

反省してみる

クリアカウンタ数をネタにしてリドルの作り方を反省してみる。

ランキングにしてみたのがこれ:


最初からプレイヤーを拒んでいる Overheated 2 や Cool Down 2 は置いておく。
脱出と名がつくとそもそもプレイ人口が増加するので 脱出者たちへ も除外する。

この3つを除外した中で第2位になるのは検索不要とした Spark of intelligence
検索問題は敬遠される傾向にあるのかもしれない。
Bit Hard は1と0だけの問題の羅列で決してとっつきやすいように見えないが、これが第3位なのはこれも基本的には検索不要だからなのかもしれない(アスキーコード表を見るなどの必要はあるが)。

ところが第1位は Devil's Diary である。
問題数も多く、難しい問題、面倒な問題も結構な数あるにも関わらず。

このDevil's Diary は基本的に旧作品のリメイクであるので、旧作のランキングも見てみる。

旧作のランキングがこれ:


処女作である無印の「冒険者たちへ」が1位になる。しかも歴代でトップである。
もちろんこれは時間軸を計算に入れなければならない。処女作発表当時は国産リドルは今ほど存在しなかったため物珍しかった可能性が大いにある。
だとしても作品の発表に従ってクリア者が減っていく傾向があるのはどういうことか。

ここから言えることは・・・

ワシの作る問題はどんどん難しくなってるんじゃね?

思えば確かに旧作にあったような問題は自分ではつまらないと思っていて、あの頃のような問題を作る気はさらさらない自分がいる。

これはまるで少年ジャンプ症候群、すなわち、

敵現る→勝つ→もっと強い敵現る→勝つ→さらに強い敵現る→勝つ→最強の敵現る→勝つ
→最強と思ってたのにもっと強い究極の敵現る→勝つ→究極と思ってたのに(永遠に続く・・・)

なスパイラルに自分勝手に陥っているかのようである。

皆さんにもっと楽しんでもらうためにはずっとずっとゆる~い問題も多く混ぜておかないと、誰も遊ばない自己満足の表現にしかならない。

今度はこの手で、次はあの手で、と問題を作る側としては常に新しい手法、新しい切り口を提供するのが指名と思い込んでいた節がある。
前と同じような問題、と言われるのが怖いのである。
それがいたずらに難易度を上げ続けることになってしまってはいないか。

緩急をつけサクサク進む部分も作っておかないと「やってて楽しくない」と投げられてしまう。

リドルの醍醐味は問題を解いたときの達成感にあるが、これは解けないことのストレスと紙一重のところにある。

たまには「これは秒殺だったぜv」という部分も入れておかないと途中でプレイヤーのやる気を削いでしまってはせっかく頭ひねって考えた問題を全部見てもらえず残念である。

最終問題をクリアして達成感を味わってもらうには緩急をどのようにつけるべきか、各問題に工夫を凝らす以前に全体の構成をちゃんと作っておくことが重要であると、今更ながら再認識して反省する次第である。

4 件のコメント:

たあ さんのコメント...

メッソウモナイですが…書き込ませていただきます。
私も昨年末あたりから、まったく同じ事考えてました。

一度出した問題は使いたくなくて、どんどんいぢわるくなっていくw。
で、いつもクリアしてくださるご常連様方は、そんなヒネクリ回したのを必死で解かれ、クリアの快感がたまらないとおっしゃってくれるので、どんどん深くwww
出題者としても、ひねくり回すものに限界も感じてきて、本当に同じ思いでおりました!
(ん?私と同じだなんてwwwショックか?)

なので、その反省点を生かした物をと今ゆっくり作ってます。
あ…こんな真面目臭いコメント夜だったら絶対書けません!

(●ω●)AJ さんのコメント...

リドル作者さんは大なり小なり同じ思いはお持ちでしょうね。
私はひねくり回すのに限界感じてませんけどwww

反省点を活かした新作楽しみです。
今度こそ自分でも解けるかもしれない(笑)

あ、今後たあさんは昼間のコメントをお願いしますwww

doradoala さんのコメント...

ふむむむむ。
確かに1問目から詰まり、2問目でも詰まり、取っ掛かりさえ見つからないとなると、放り出す人も多いかも。
私的には、OverheatedとCool Downが好きなのだが、難しいと最初から書いてると、見る事すらしない人も多いのかしら^_^;
でもやっぱり一番は Devil's Diary。
これはまだリドルが少なかったから・・ではなく、ストーリーもあって、AJさんの世界に入れるからかなぁ。
小説じゃないけど、先へ進めば話も進む・・となると、最後までやり遂げたいかも。

検索問題は、脱ゲーでもイヤだ!と言う方が多いみたいね。
リドル=検索必須でいいと思うのだが、脱ゲーから流れた来た人が多いのか、ゲーム内で解けないとイヤなのかな。

(●ω●)AJ さんのコメント...

Devil's Diary は語り部はいましたが特にストーリーは無かったんですけどね。
ただ、ぽんと問題を放り出されるのよりは良かったのかも知れませんね。

なぜかどらさんのコメントが同じの2つあったので1つ削除しました。

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